夏のネーミングセンス強化合宿(所要時間3分)

2016.06.14


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みなさん、こんばんは。

油断すると人生すべてが夏休みになりかねない

リテリーマガジン編集長の酒見です。

 

6月も中旬にさしかかり、

いよいよ夏の足音が聞こえてきました。

 

そう、夏と言えば

ネーミングの季節です。

 

旅先で出会った素敵な人との恋に名前をつけるも良し、

ボーナスで買ったロボット掃除機に名前をつけるも良し、

夏は何かと名前をつける機会が多いものです。

 

しかしネーミングにはセンスが重要。

いかにもネーミングセンスが無さそうな

リテリーマガジンの読者のために、

今回は売れっ子コピーライターである私が

ネーミングのコツを伝授したいと思います。

 

1.良いネーミングはヒット曲なんだぜ

 

ネーミングを考えるにあたって

最重要なことは語感です。

言葉の響きがいかにキャッチーか、

ということです。

 

意味は二の次です。

 

昔、ダフトパンクというアーティストの

One More Time」という曲がヒットしていました。

 

この曲はサビの部分で

“ワーンモーァターイム〜 $%?!@△♪□#〜”

と何度も繰り返すだけですが、

その”ワーンモーァターイム〜”の部分が

強烈に記憶に残ります。

 

ネーミングも音楽みたいなもんで、

まずは音として記憶に残れば

地区予選突破です。

 

意味なんて後付けでも全く問題ありません。

 

ちなみにワンモアタイムに後付けで意味を付けるなら、

毛髪再生系のブランド名とか

もってこいなのではないでしょうか。

 

私ならワンモアタイムという育毛剤が出たら

真っ先に買います。Amazonで。

 

2.良いネーミングはイケメンなんだぜ

 

ここで言うイケメンは

イケてるメンズではなく、

イケてる字面(じづら)です。

 

字面は読んで字のごとく、

文字や文字列の見た目のバランスです。

 

おそらく世界で最も字面が美しい

ブランド名と思われる

我らがLiterieもこの「字面」を

ネーミング提案の段階でかなり考慮しました。

 

そのためとても良いロゴ(画面左上参照)ができました。

最初にロゴができた時は、

デザイナーとロゴを肴に

黒霧島の5合瓶を空けたほど。

 

3.良いネーミングはみんなのモノなんだぜ

 

昨今、世にあふれるキラキラネーム。

「個性がある」

「覚えられやすい」

という意味では、あながち良くないネーミング

とは言えないかもしれません。

 

しかしキラキラネームにありがちな大問題が

読めない

ということ。

 

読めない時点で名前としては機能していません。

名前は付けた人のモノでも、

付けられた人のモノでもなく、

受け手側のモノです。

 

だからフリガナを振らなきゃ読めない時点で、

ネーミングとしてはアウト。

 

特に横文字のブランド名とか付ける時は、

英語が全く得意じゃない人や英語に馴染みのない世代の人でも

読めるくらい簡単なモノを考えましょう。

 

え?リテリエって読んだって?

 

………続きはまだ今度。

 

それでは今日はこの辺で。

みなさん、今夜もいい夢を。