クリエイターをその気にさせる、センスの良い発注のしかた。
2016.05.29
みなさん、こんばんは。
リテリーマガジン編集長の酒見史裕です。
今夜は、中小企業と外部クリエイターの
関わり方について。
中小企業の社長さんや担当者さん。
「○○日までにA4のチラシデザインして」とか
「ホームページのあそこの文字、チョロっと修正しといて」とか
クリエイターにそういう業者的な発注をしてませんか?
そういう発注は、せっかくのデザインという投資に
効果的なリターンをもたらしません。
僕はフリーランスのディレクターという立ち位置で
デザインのコンサル的な仕事をしていますが、
僕のようなディレクターやプロデューサーに限らず
僕らクリエイターはみなクリエイティブピーポーとしての
センスや感性に自負を持っています。
なのでぜひ、もっと大局的な相談から
関係をスタートしてほしいのです。
「新しい事業部を作ったんだけど、
どんな風にブランディングしたらいいだろう?」
とか
「予算50万円で商品を宣伝したいんだけど、
どんな方法がより効果的だろう?」
とか。
そうやって、デザインの前段の
本質的な話からコミュニケーションがはじまると、
俄然僕らのクリエイティブ魂に火がつきます。
そうなると自分ごとになるので、
「デザイン料」という対価以上の
高いパフォーマンスを返したい!という気持ちが、より強くなるものです。
デザイン料を費用で終わらせるか、
リターンのある投資にするか。
発注サイドのクリエイターに対する考え方が
大きく結果を左右するので、
今度デザイナーに発注するときは
その感性にもっと頼ってみてはいかがでしょうか。
それではみなさん、いい夢を。
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