九州豪雨被害・熊本県人吉市へボランティア支援を行いました

2020.10.29


2020年7月、九州広域にわたり記録的な豪雨により甚大な災害をもたらせた「令和2年7月豪雨」。特に、球磨川流域の熊本県人吉市では、河川の氾濫により多くの家屋や人的な被害が大きく、未だ復興作業中という状況です。

 

その中で、現場でボランティア活動にあたっている「一般社団法人ロハス南阿蘇たすけあい様」より、仮設住宅で生活を余儀なくされている方へ、まだまだ支援物資が行き届いておらず、特に寝具や生活家電等が不足している現状から支援物資の要請を頂きました。そこで、全国の有志寝具メーカー16社が団結し「NEMURIYA JAPAN」を結成、お布団、マット、まくら等、合計約1,500点を支援提供致しました。

 

実はこの豪雨災害では、福岡県の筑後川沿いに位置する弊社工場も浸水被害を受け、臨時休業やその後の復旧作業に追われました。 幸い人的な被害はなく、周りの方々や全国の御取引先様より暖かいご支援を頂き、なんとか通常営業へ復帰できました。

福岡よりもっと被害の大きかった熊本人吉へ、少しでも支援が出来ればと思い、弊社のLiterie敷布団を計100枚お届けしました。

全国寝具メーカー16社による物資支援計画。同じ九州人として、被災地に一番近い弊社がまずは一番乗りで物資をお届けしようと、オフィスの女性スタッフも加わり、急ピッチで商品づくり。

完成した商品を自社トラックに積み、早朝より出発。午前中にボランティア現場に到着。

雨の降る中、商品が濡れないよう注意しながら、搬入作業。

無事に、Literie敷布団 計100枚を納品完了。

「おやっさん」こと井出順二氏(ロハス南阿蘇たすけあい 理事長:写真右)と談笑する弊社代表:坂田(写真左)
マスコミでは報道されない被災地の実情や、コロナ禍でのボランティア活動の難しさなど、現場でしか分からない貴重な情報を伺い、改めて、ボランティアスタッフの皆さんには、本当に頭の下がる思いでした。

次々に運び込まれるいろいろなメーカーさんの寝具類。普段は良きライバル(?)でもあるが、ボランティア現場ではみんな一致団結して作業しました。
被災された方々に「ちゃんとした寝具で、しっかり良い睡眠をとって頂きたい」という想いは、我々寝具メーカー皆同じです。
まだまだ大変な時期だと思いますが、良い睡眠を摂り、少しでも明日への活力として頂ければ光栄です。

被災地へのご支援、ご協力に関する情報
一般社団法人 ロハス南阿蘇たすけあい
URL:https://rohasuminamiaso.com/